【名称】
しし座(Leo)

【特徴】
あまり目立つものがない春の星座のなか、しし座は形もとらえやすい星座で日本では春を代表する星座といえ、太陽のように東から昇り真南を通って西の空へと沈んで行く、堂々とした星座である。
しし座を見つけるポイントは、「?」マークを裏返しにしたような星々の並びで、この「?」マークの下の点にあたるのが3個しかない春の1等星のひとつレグルスである。
「?」マークは、ししの頭から胸にかけての星々で、体の部分には四角い形で星が並んでいるので、星座図などを参考にすればすぐにその姿をたどることができる。
しし座の尻尾にはレグルスに次いで明るい2等星(デネボラ)が目に付くが、うしかい座のアークトゥルスとおとめ座のスピカそしてデネボラが形作る三角形は「春の大三角形」と呼ばれているもので、これからも、しし座の全体像を描き出すことができる。

【撮影データ】
撮影日:2023/01/21
撮影地:千葉県野田市
撮影機材:鏡筒 TAMRON SP 15-30/F2.8 24mm
     カメラ ASI071MCpro