【名称】
かみのけ座(Coma Berenices)

【特徴】
かみのけ座は、星座を形づくるほとんどが散開星団となっている珍しい星座である。
北斗七星とうしかい座、おとめ座、しし座に囲まれたところに位置していて、この辺りに小さな星の群れがボーっと見えるのがかみのけ座の中心である。
かみのけ座の探し方は、うしかい座のアークトゥルス、おとめ座のスピカ、しし座のデネボラがつくる大きな三角形(春の大三角形)を目印にするのがポイントで、このアークトゥルスとデネボラを結んだ西に位置しているのが、かみのけ座であり全体は意外と大きな星座である。
かみのけ座の中心はおよそ40個程の星が集まっているが、これらの星はMel111という散開星団(中央右寄り)で、双眼鏡を向けると視野いっぱいに星が散らばっている様子を観察することができる。

【撮影データ】
撮影日:2023/01/29
撮影地:千葉県野田市
撮影機材:鏡筒 SIGMA DG MACRO/F2.8 50mm
     カメラ ASI071MCpro