【IC405】

【名称】
IC405(勾玉星雲)

【星座】
ぎょしゃ座(Auriga)

【特徴】
冬の空で目立つ五角形に輝くぎょしゃ座にある散光星雲で、形が勾玉に似ていることから名付けられた。
眼視ではほとんど見ることはできないが、写真撮影には最適な対象となる。
IC405のほぼ中心には「ぎょしゃ座AE」という6等級の変光星があるが、通称「ランナウェイ・スター」とも呼ばれオリオン大星雲(M42)で生まれて飛び出してきた星と考えられている。
その旅の途中たまたまIC405の中を通過している最中で、その光で星雲を輝かせているためこの星が遠ざかればIC405はその輝きを失い暗黒星雲になってしまう。

【撮影データ】
撮影日:2021/11/15
撮影地:千葉県野田市
撮影機材:鏡筒 SD81s FL496mm
     カメラ ASI071MCpro

【IC405/IC410】

【名称】
IC405(勾玉星雲)/ IC410(おたまじゃくし星雲)

【星座】
ぎょしゃ座(Auriga)

【特徴】
写真中央の散光星雲(IC410)は「おたまじゃくし星雲(Tadpoles nebula)」や「どくろ星雲」の愛称で知られる星雲で、その右(西)側にある五つ星Melotte 31(メロッテ31)という星団を挟んでIC405と対峙している。

【撮影データ】
撮影日:2021/11/11
撮影地:千葉県野田市
撮影機材:鏡筒 RedCat51 FL250mm
     カメラ ASI071MCpro

【IC405/M38】

【名称】
IC405(勾玉星雲)/IC410/M36/M38

【星座】
ぎょしゃ座(Auriga)

【特徴】
ぎょしゃ座の五角形の中にある散光星雲の集まり。 右にIC405(勾玉星雲)、中央がIC410、その左にIC417となる。
そのほか、M36とM38の散開星団がアクセントとなっている。

【撮影データ】
撮影日:2022/12/26
撮影地:千葉県野田市
撮影機材:鏡筒 Canon EF 70-200/F4 200mm
     カメラ ASI071MCpro

【IC405/M1

【名称】
IC405(勾玉星雲)/IC410/M1/M36/M37/M38

【星座】
ぎょしゃ座(Auriga)/おうし座(Taurus)

【特徴】
ぎょしゃ座の五角形の中の散光星雲とおうし座にあるかに星雲(M1)。
両天体の間にはSh2-240(超新星残骸)があるはずだが、あまりに淡いことからぼんやりと赤暗くしか写らない。
また、かに星雲は赤白い点にしか見えない。

【撮影データ】
撮影日:2021/10/30
撮影地:千葉県野田市
撮影機材:鏡筒 Canon EF 70-200/F4 70mm
     カメラ ASI071MCpro